映画彼岸島デラックスの映画レビューを書きたいと思います。
書く前に一つ言わないといけないことがあるのですが、こちらの作品は2作品目になります。
1作品目は見た事はあるのですが、内容を忘れてしまいましたので、今回はデラックスの方のレビューをしたいと思います。
原作はなに?
原作は漫画です(松本光司の人気コミックス)、この漫画本当に面白くて読んでいたので映画になったのはビックリしたのと、漫画&アニメは実写にしてはダメだ派の私からしたらよく出来た方だと感じた映画です。
ちなみにアニメは山寺宏一さんがほとんどすべての声を演じたとして有名な作品にも待っています。
あらすじ
宮本青果店の店長の息子である宮本明は、数年前に彼岸島で行方不明になった兄・宮本篤を捜す為、友人と共に彼岸島に渡った。しかし、そこは吸血鬼が跋扈する地であった。兄を捜し出し、本土に連れ帰る為に奮闘する。
登場人物
- 宮本明 (あつし)- 白石隼也「仮面ライダーウィザード・レンアイ漫画家」
- 宮本篤(あきら) - 鈴木亮平「大河ドラマ 西郷どん・TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」
- ユキ - 桜井美南「山田太郎ものがたり ・心が叫びたがってるんだ。」
- 師匠- 石橋蓮司(声)「流行感冒・侍戦隊シンケンジャー」
- 加藤- 森岡龍「カルテット ・イチケイのカラス 」
- 田中(ケンちゃん)- 藤重政孝「NHK大河ドラマ龍馬伝・科捜研の女」
- 雅 - 栗原類「ルパンの娘・24 JAPAN」
- 監督 - 渡辺武「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI・猫忍」
感想
全体的にアクションで押している感じです。
アクションに関しては立ち回りなどもよく見せていて見入ってしまう部分があります。
また邪鬼(おに)と呼ばれる大型のモンスターみたいなのが出てくるのですが、全てCGで作られており見た目的にはいい感じ漫画を忠実に再現出来ているのではないかと感じました。
ただ邪鬼と戦っているときは、やはり無い物ねだりというかちゃんと切り付けていなかったり・殺し方が雑というかモンスターの死に方が雑に描かれていてがっかりします。
彼岸島というかんじではない作品の様にも感じます。
内容的には薄くアクション多めで物語が進んで行くので、ホラー映画というよりもパニック映画がアクション映画の部類にした方がいいと感じました。
私的には途中ちょっとつまらんなとか早送りで見れたらいいかなくらいですかね。
そこまで、これ凄い面白いから見てください!!!ってならないです。
原作知っててちょっと遊び半分程度に見てもいいかな~って人は何を言ってるのか分かるのでネタで見たいって人にだけオススメします。
これを初見で見るとなると何?ってなりどうです、確か中盤に行くちょっと前位に彼岸島の説明するような加藤とケンちゃんの会話部分があるのですが、それで理解できるのかと言われると出来ないのでは?ってなります。
相関図的なのもないので初見では分かりにくいです。
もし気になる方はAmazonのレビューを見ても面白いかも知れません。
ネタバレ感想
良かったと思ったのは
- やはり戦闘シーンですかね
兄弟の戦闘シーンは結構な迫力がありました、二人とも演技が上手なので役に入っていて見ていて納得がいきました。 - OPが漫画と実写でカッコよく作られていました、またEDはしっとりとした優しい曲でいい感じでどちらもいい曲だ!と感じました。
- 加藤とケンちゃんのキャラがいい、まずは加藤がとても優しくてお人好しのいいやつで彼がいるから和める感じがしました。
ケンちゃんは陰ながらみんなを守るということを徹底していて、イケメンポジにいる感じがよかったです - 邪鬼(おに)の中にムカデのようなのがいるのですが、姫という名前が付けられていて目があうと襲ってきます、その姫が目が合った時に「好き」と言って顔を赤くして追ってくるのが面白かったです
- 邪鬼(おに)三匹で雅に操られて出て来るのですが、この子達の鳴き声が笛を吹いたみたいな鳴き声で最初耳障りに思えたものの、映画を見ていくうちにこの声が可愛く聞こえてきてしまう現象におちいりました。
残念に思ったのは
- 主人公篤(あきら)がもろ仮面ライダーだったと感じた、服装もそうですが無双っぷりも仮面ライダーです。ご本人も仮面ライダーやってたので、そうみえてもしかたないのかもしれませんけど
- 1作目と2作目で女優が変わってしまったユキ役の子でしょうか、1作目の子は可愛かったのにいきなり2作目でブサイク(失礼)になったのが残念
- 雅役があっていない、確かにハーフを使えば雅っぽく映るとは思うのですが、演技が本当にこのころ下手だったので見るに堪えない。
戦闘シーンも迫力あるワイヤーとCGを使うも早さが足りずコマ送りにしている感じがしました。 - 雅や吸血鬼に噛まれると失禁するくらいの快楽がえられるのが漫画なのですが、なぜか雅の周りの女だけがそれになり、ユキは一切その描写がないし、まして男もただ震えるだけで終わらせているというところ
- 一番がっかりしたのは、終わらせ方です。
続きを作る気でいるのか知りませんが「はぁ?」って感じで終わります。
雅とさあ戦闘だ!という時になぞの邪鬼(おに)のCGに入って終わるという、マジこれはないわ~ってなりました。
最後に
最後にやっぱり私のオススメしたいのは漫画です。
これを見てから映画を見るのが一番分かりやすいと思いました。
映画も1作目から見ると分かるかも知れませんが、やはり漫画をおススメしたいです。